『保育園義務教育化』を読みました!レビュー
保育園の問題についてはやはりすごく興味があって、
私が住んでいる名古屋は東京ほどは
待機児童の問題はひどくないとは思うんですが、
(名古屋は河村市長が待機児童0を目指していて、
大小合わせて最近保育園がバンバン作られてる。)
問題はそれだけではないですよね。
保育園については元々いくつか疑問があって・・
Q
1 そもそも働いてないと保育園に入れちゃいけないのか?
2 3歳までは家で見たほうがいい(3歳児神話)ってほんと?
3年間って長いよ結構・・
3 そもそも3歳まで母親と2人きりでいることが
本当に子供にとってベストな環境なのか。
答えとして導きだせたものは
A
1 専業主婦の母親ほど育児不安が大きい。
幼児虐待のほとんどが3歳までに発生。
週1短時間の等保育園の利用など活用の幅を広げるべき。
仕事していない母親の負担もみんなで軽減してあげるべき。
2 3歳児神話ができたのはごく最近のこと。
今では国も3歳児神話を正式に否定している。
3歳までの過ごし方が重要なのは変わりないが、
それが母親と2人きりがいいとは根拠なし。
3 学力では計れない非認知能力(あきらめない力・問題を乗り越える力など)
は6歳までの人間関係の中で育まれる。早期の良質な乳児教育が必要。
(この本の1番言いたいこと)
良質な乳幼児教育によって犯罪率の低下や高学歴などの結果が見られる、
と本書では紹介されているが、良質な乳児教育がどのようなものなのか?については
乳幼児3人につき保育士1人の条件しかあげられていなかったので、
自分で勉強する必要があるなと思いました。
参考文献が巻末にたくさんあげられていたので・・
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全体的な内容としては実際に子育てをしている母親や
若い世代にとっては知っていることや実際に感じていることが
多いなという印象を受けました。
どちらかというと育児から遠い人や未だに経済成長を信じてる
頭の固い人とかに読んでほしい(読まないだろうけど)
もちろん育児中の人もさらっと読める内容なので
知っておいて損はないと思うしそれぞれの疑問に対して
一つの答えがでるかなと思いました!!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
girls-talk-open.hatenablog.com
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